大岳山 2006.11.23

おおたけやま・１２６６．５ｍ（東京都西多摩郡檜原村・奥多摩町）

大岳山（おおたけさんまたはおおだけさん）は、東京都西多摩郡檜原村と奥多摩町の境界の奥多摩山域にある標高１２６６．５mの山である。日本二百名山とひとつに数えられる。古くから農業の神として、また火災や盗難の守護神として山岳信仰の対象であった。山頂付近の大竹神社は徳川幕府の江戸城守護の祈願が行われていたという。同じ奥多摩山域にある御前山、三頭山とともに奥多摩三山と呼ばれる。山頂付近の特徴的な山容により、周りの山から見ても判別しやすい。

笹尾根から見る大岳山

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週末、山登り仲間の会社の先輩と同僚の３人で大岳山に登ることになった。今回大岳山は初めてである。電車を乗り継ぎ御嶽駅で下車、順番待ちで多くの登山者とともにバスに乗り込み、御嶽山ケーブルの駅のある、たきもとに向かう。

たきもと駅からケーブルカーに乗り御嶽山駅へ到着。標高９００mの地点から歩き出す。付近には武蔵御嶽神社があり、お土産屋、宿坊がたくさんある。 武蔵御嶽神社の石段を途中まで上り、右手の細い道を下り大岳山方向に向かう。樹齢３５０年の天狗の腰掛杉を見て、途中の鎖場のある険しい山道を抜け急登を登り奥ノ院分岐を過ぎる。途中日の出山がよく見える。今は使われていない大岳山荘に到着。近くにあるコンクリートの展望台から富士山が微かに見える。視界が良ければもっと美しいだろうが・・・。ここから石段を少し登ったところに大竹神社がある。大岳神社で安全祈願した後、左に折れて急登をのぼりきり大岳山山頂（１２６６．５m）に達する。山頂付近の木々が伸び視界は完全ではないが、ピラミダルで目立つ御前山（１４０５m）が目の前に、他に富士山、丹沢の山々、石尾根が見える。山頂で楽しい弁当タイム、おむすび３個をほおばる。

鋸方向下山開始する。鋸尾根を行く。長いなだらかで軽快な落葉樹林帯の尾根道が続く。鋸山山頂（１１０９m）に到着する。鋸山を過ぎると急坂になる。転ばないように慎重に樹林の中を下る。途中視界が突然開け、本仁田山（１２２４．５m）、コブタカ山、川乗山（１３６３．３m）の雄大な姿目の前に見えてくる。周りには紅葉も目立ってきた。絶壁の上で川乗山をバックに記念撮影する。下山途中天聖神社（天狗の石造りを祭っている）をすぎ紅葉の奥多摩に着く。奥多摩駅のすぐそばにある食堂で、いつもの通り酒盛りの反省会を行い電車で帰宅の途に就く。

天狗の腰掛杉（樹齢３５０年）

日の出山(902m)を見る。	鍋割山山頂(1084m)
廃屋の大岳山荘	大岳山荘から大岳神社の方向に登って行く。

大岳山荘の展望台からの眺望・富士山が薄ら見える。

大岳山山頂(1266.5m)に到着する。

大岳山から鋸山に向かう。

大岳山山頂から見る御前山(1405m)

大岳山山頂から富士山を見る。微かに見える。

鋸山(1109m)に達する。	・・・
急坂の鋸尾根を下る。	天聖神社・小天狗、大天狗の石柱がある。

川乗山(1363.3m)、本仁田山(1224.5m)の大きな山塊を見る。

御前山(1405m)を見る。

川乗山と本仁田山

奥多摩駅に向かう。

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